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研究の概要
米国生まれのサービス・ラーニング(Service-Learning)を通して、参加者に地域社会の活性化及び地域社会の再生に資する社会貢献を促し、社会を生き抜く力である市民性(Citizenshipシティズンシップ)を涵養することを目指している。
サービス・ラーニングの普及のため、プログラム開発(カリキュラム開発)、マネージメント・システムの基盤形成に関する研究を1990年代初頭より一貫して継続している。
Key-word(キーワード)
サービス・ラーニング(Service-Learning)
地域社会のニーズに基づき、学校の教育課程及びカリキュラム(教科・道徳・特別活動・総合的な学習の時間)に関連したサービス活動(ボランティア)を通じた社会貢献を体験することで学びの深化を図る学習形態。事前学習・活動・振り返り・祝福の経過を踏んだ計画的・組織的・継続的な教育手法(山田明『サービス・ラーニング研究(2008)』)。
市民性(シティズンシップ)
成人として客観的な判断力を身につけ精神的に成熟する側面、社会の成員としての権利と義務を行使する側面がある。市民性として涵養したい資質能力としては、自尊感情(自己肯定感)・自己理解・他者理解・コミュニケーション能力・サービス精神(ボランティア思想)・政治的リテラシーなどがある(山田明『生涯学習論(2020)』)。